エジプトは、誰もが一度は憧れる旅先です。冬でも温かい海、ホテルのすぐそばに広がるサンゴ礁、そして歴史の教科書で見たピラミッド。とはいえ、いつ行くのがいいのか、費用はいくらかかるのか、パッケージツアーにするか自分で手配するかなど、迷うことも多いものです。かつて私たち2人も同じことで悩みました。そこで、すばやく判断でき、余計な出費も避けられるよう、このガイドをまとめました。
ここでは、毎朝更新しているツアーと航空券の最新価格を確認できます。今日の実際の料金がわかるほか、私たち自身の旅の経験や、正直におすすめできない点も書いた記事をご紹介します。さらに、無駄に高い時期を避けられるよう、いつ何を予約すればよいかもわかりやすくまとめました。

エジプトの見どころと楽しみ方
エジプトの魅力は、1つのリゾートやビーチだけではありません。どんな休暇を過ごしたいかによって、訪れるべき場所も変わります。私たちのお気に入りは紅海です。子ども連れでも、岸からすぐの場所でシュノーケリングを楽しめます。
- フルガダ – ホテルやツアーの選択肢が豊富で、夜の楽しみも充実した、最大規模でアクセスしやすいリゾートです。エジプトが初めての方にもぴったりです。
- マルサアラム – 美しいサンゴ礁やジュゴン、ウミガメに出会える、南部の落ち着いたエリアです。迷ったら、フルガダとマルサアラムの比較もご覧ください。
- シャルム・エル・シェイク – シナイ半島にある、ビーチやラス・モハメッドのサンゴ礁が魅力のリゾートです。モーセ山へのツアーにも便利です。
- 子ども連れなら、子どもたちが思いきり遊べて、大人もゆっくりドリンクを楽しめるアクアパーク付きホテルがおすすめです。
- エジプト各地を旅するアイデアを探しているなら、ビーチからカイロ、ルクソールまでおすすめの20スポットをご覧ください。
エジプトへの旅行におすすめの時期
エジプトの大きな魅力は、ほぼ1年中旅行できることです。紅海沿岸のベストシーズンは春と秋、つまり4月から6月、9月から11月です。気温は過ごしやすく、海水も温かで、真夏ほどの暑さもありません。
夏(7月、8月)は海辺でも気温が40℃を超えることがありますが、空気が乾燥しているため、比較的過ごしやすく、ホテルも通常どおり営業しています。冬(12月から2月)は気温が最も穏やかで、冬でも海水浴を楽しめる数少ない旅行先の1つです。海水温は比較的快適で、日差しにも恵まれます。
月ごとの気温と海水温は、記事エジプト旅行のベストシーズンで詳しく紹介しています。寒くて海に入れない時期や、暑さでぐったりする時期を避けて旅程を選べます。
エジプトへの行き方
最も簡単で早いのは飛行機です。チェコから紅海沿岸へは、通常プラハから直行便が運航しています(シーズン中はブルノやオストラバからチャーター便が出ることもあります)。フルガダまでの所要時間は約4.5時間です。チャーター便の多くはフルガダやマルサアラムへ向かい、シナイ半島へはシャルム・エル・シェイクに到着します。
チェコから車やフェリーでエジプトへ行くのは、距離が長く、複数の国を経由するため現実的ではありません。チャーター便以外では、ヨーロッパや中東の空港で1回乗り継ぐ定期便も利用できます。パッケージツアーを利用せず、自分で旅を手配する場合に便利です。
現地でのレンタカー
紅海沿岸で一般的なリゾート滞在をするなら、通常車は必要ありません。ホテルの送迎やタクシー、ツアーで移動できます。周辺を自分のペースで巡りたい場合や、複数の場所を訪れたい場合はレンタカーも便利ですが、運転習慣の違いや市街地の交通量には注意が必要です。
- 事前に予約:レンタカー比較サイトで予約すると、現地で借りるより安く、確実なことが多いです。
- 保険とデポジット:補償内容(できれば免責額なし)を確認し、クレジットカードにデポジットが一時的に確保される点も考慮しましょう。
- 注意点:道路上の検問、主要道路の通行料、給油に注意してください。車を受け取る前に、車体の状態を写真に撮っておきましょう。
- リゾート内や一般的なツアーなら、車なしでも問題なく過ごせます。駐車料金や運転のストレスも避けられます。
エジプトの宿泊エリア
紅海沿岸では、プライベートビーチやプール、アクアパークを備えた大型のオールインクルーシブリゾートが人気です。面倒な手配をせずに過ごせる便利な選択肢です。子ども連れの場合は、ビーチのタイプ(砂浜から入れるか、桟橋のあるサンゴ礁か)や中心地からの距離を基準に選ぶのがおすすめです。
- フルガダ – さまざまな価格帯のホテルが最も多く、ツアーや街のにぎわいにも近いエリアです。初めての滞在にもおすすめです。
- マルサアラム – 美しいサンゴ礁がある、落ち着いたリゾートエリアです。シュノーケリング好きや静かに過ごしたい方に向いています。
- シャルム・エル・シェイク – にぎやかなナーマ・ベイや、静かな入り江があるシナイ半島のリゾートです。
- 子ども連れなら、アクアパーク付きホテルのおすすめもご覧ください。



ツアー旅行と個人旅行、どちらを選ぶ?
エジプトでは、ほかの旅行先よりも答えがシンプルです。私たち2人は、正直なところパッケージツアーを選ぶことが多いです。率直に比較してみましょう。
- ツアーがおすすめなのは……オールインクルーシブで気楽なビーチ休暇を過ごしたい場合、子ども連れの場合、送迎やビザの手配を避けたい場合、紅海沿岸で費用対効果の高い滞在を探している場合、または現地で相談できる添乗員がいると安心な場合です。
- 個人旅行がおすすめなのは……ビーチとカイロ、ルクソールを組み合わせたい場合、遺跡をめぐる長めの旅を計画している場合、旅行会社のツアーにはない小規模ホテルに泊まりたい場合、または自分のペースで旅程やルートを決めたい場合です。
私たちのおすすめは、家族で1週間、海辺でのんびり過ごすならツアーを選ぶことです。費用を抑えやすく、手配の手間もかかりません。一方、歴史にも興味があり、ビーチ以外の場所も見たいなら、個人旅行がおすすめです。リゾートに滞在しながら、個別のツアーを組み合わせる方法もあります。
予算:エジプトの1日の費用
オールインクルーシブツアーを利用せず、宿泊費、食費、ツアー代を自分で支払う場合の1人あたりの1日予算の目安です。料金はあくまで目安で、シーズンによって変わります。
| 旅行スタイル | 宿泊 | 食事 | 交通・アクティビティ | 1日の合計 |
|---|---|---|---|---|
| バックパッカー | 830 E£–1 460 E£ | 420 E£–730 E£ | 310 E£–830 E£ | 約1 670 E£–2 900 E£ |
| スタンダード | 1 880 E£–3 800 E£ | 830 E£–1 460 E£ | 830 E£–1 880 E£ | 約3 500 E£–6 700 E£ |
| 快適重視 | 5 200 E£以上 | 1 670 E£以上 | 2 100 E£以上 | 約9 400 E£以上 |
注:オールインクルーシブツアーなら、食事や飲み物が料金に含まれるため、個別に手配するより旅行費用を大幅に抑えられることがあります。そのため、紅海沿岸へのパッケージツアーはお得な選択肢になりやすいです。
計画段階で節約する方法
- 航空券は、できれば2〜4か月前に予約しましょう。ハイシーズンや休暇期間の直前は特に高くなります。航空券は私たちの検索ツールで探せます。
- ツアーをお得に予約できる時期は2つあります。ホテルや日程の選択肢が豊富で、大幅な割引も期待できる早期予約と、行き先にこだわらなければ出発数日前に予約できる直前割引です。割引率は最大−31%になることもあります。このページの最新ツアーをチェックしてください。
- 個人旅行の宿泊先は、祝日や冬のシーズンを中心に早めに予約しましょう。ピーク時期以外は、料金の変動が比較的小さめです。宿泊先のおすすめもご覧ください。
- ツアーやアクティビティは、ホテルの添乗員からその場で購入する前に比較しましょう。割高なことがあります。事前に手配しておくとよいものは、早めに予約しておきたいもののセクションにまとめています。
特に費用がかさみやすいのは、休暇や祝日の前後の旅行日程と、現地で申し込むツアーです。余裕をもってツアーを予約し、通信にはeSIMを使えば、数千E£を節約できることもあります。
実用情報
- 言語とお金:英語が通じます。通貨はエジプト・ポンドです。ホテルや観光地ではユーロやカードも広く使えますが、市場やチップ用に現金も用意しましょう。
- ビザ:チェコ国籍の方はビザが必要です。オンラインのe-Visaか、空港での到着時取得を利用できます。詳しくはエジプトのビザをご覧ください。
- 通信環境:最も手軽なのはeSIMです。出発前に有効化しておけば、到着後すぐに通信でき、現地SIMを探す手間がありません。
- 安全と健康:観光リゾートは比較的落ち着いています。こまめな水分補給と日焼け止めを心がけ、飲み水にはボトル入りの水を選びましょう。
- 持ち物:サンゴ礁で使うマリンシューズなど、必要な持ち物は記事エジプト旅行の持ち物にまとめています。
